カフェオレがボヤく!

インテリジェンス(知性)とチキンを愛し追求する薬剤師、略してインチキ薬剤師があれこれかたります。

書評・感想『勝間式 超ロジカル家事』

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

 

今日は勝間和代さんの『超ロジカル家事』の感想を。

家事って毎日やるもので時間を食うものです。

怠れば食事や暮らしの質が下がるので、やらねばと思いつつ

私はサボりがちなほうなのでけっこう暮らしの質は低くなりがちです笑

勝間さんのこの本はそんな私たちに暮らしのヒントを与えてくれます。

読んでると、

『家電に投資しちゃえば楽になるのよ?』

という勝間さんの声が脳内で響いてついついAmazonでポチりそうになってしまうんですよねぇ。

私も勝間さんに超賛成!

投資で回収できる手間なら新しい家電買うっていいですよねぇ。

先日買ったANOVAやスロークッカーは生活を変えてくれましたし。

時給換算でも有用だというのは体感済み。

勝間さんがこの本で推しているのはコチラ

料理:ヘルシオがイチオシ    ⇒いまのレンジ壊れがちなので来月切り替えを検討

掃除:ルンバオススメ      ⇒床にモノがあふれてるので片付いたら購入

収納:断捨離が基本       ⇒やらないとなぁ

貯蓄:積み立てインデックス投信 ⇒ああああ!やらないとなぁああ!

勉強になるし、これたぶん1時間で読み終わる本です。

書評・感想『圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ プリズナートレーニング』ポール・ウェイド 山田雅久 訳

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

今日は

『プリズナートレーニング』

を読んだ感想と、実践中のことについて書きます。

 

 

帯にはこう記載がされています。

『全米ベストセラーのトレーニング本、ついに日本上陸』

『ジム通いはムダ、プロテインは不要!』

『元囚人の’’コーチ’’が伝授する真の「筋トレ大全」』と。

ジムに通う私にとってはそりゃあ衝撃的な見出しですよ笑

 

私が自宅じゃなくジム通う理由は

モチベーションの維持ってのが一番。

そこに自重トレーニングいれてくのはわりとありかなと。

いまの筋肉量なら自重でもおいこめるので。(貧弱ボディ)

 

書いてあることは読み物として非常に面白いんですよ。

過去の美術品、例えばダビデ像などの彫刻や絵画のモデルは

ウェイトトレーニングなんかぜったいしてないけど美しく、

それを目指すのが本来の美しさであり筋トレなのだと。

なるほど一理ある!

 

いかに筋肉をバランスよく実用的に仕上げていくか、

いかにケガなくできるか、

普段マシントレーニングでも姿勢などあまり気を配っていずにただ動かしてたので

考え方を変えていけただけでも収穫でした。

レーニング内容としてはBig6と呼ばれる6つのメニューがあり

それぞれ10段階のステップを踏むことになります。

ポイントは、できることでもきちんとステップ1からやってみること。

それがカラダの真のパフォーマンスを引き出すためなのだそう。

 

まだ3日なので効果の体感はできていませんが、

ゆくゆくはステップ10の片手懸垂や片手腕立てにチャレンジしていきたい所存です。

 

薬局淘汰の波について

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

先日日経ダイヤモンドドラッグストアの書評でもちらっと書きましたが

今後Amazonも薬局に参入してきそうだよねーってお話と

淘汰されていくこの業界のお話を。

 

薬局業界の最新動向 | 調剤薬局・ドラッグストアのM&Aに専門特化 | MACアドバイザリー株式会社

ここにある通り、

薬局の上位10社シェア率ってかなり伸びてて

2013年11.4%だったシェア率が2018年で18.7%なんですよね。

市場規模は6.6兆から7.4兆は伸びている状況。

M&Aでどんどん大手が伸びている状態です。

一方で、ドラックストアのほうは

2013年上位10社で53.1%だったシェア率が2018年69.3%に伸び

市場規模は2013年6兆円から2018年に6.8兆円に。

つまりですね、DgSと比較しても

数字で見るとめっちゃ調剤薬局って変化しているわけです。

(大手に飲み込まれている。)

DgSも調剤市場の伸びを予測しそこにどんどん投資していくので

個人の薬局にとっては非常に難しい時代になりそうです。

いまのところ個人薬局の優位性は、利便性にあります。

病院の前にあったら便利ですもん。

が、配送OKな時代になると、そこに投資できない個人店は厳しい。

そうなるとどこかと提携していかないとですね。

いまの現状では、かかりつけ薬剤師としてどこまでシェアを伸ばせるかというのが

薬剤師個人や薬局にそれぞれに求められています。

これはヘルス&ウェルネスの中で、ヘルスの特にコアな部分。

それでいてウェルネス分野(ライトな健康、未病を防ぐあたり)をどうやって

とりこめていくかが課題ですね。

親和性高いのがスポーツジムだったり食品メインで扱うスーパーや健康食品のメーカーだったり、家電なんかともうまく提携できたら面白そう。

「さぁさ、健康になりたいならANOVAオススメですよ!」と叫ぶ薬剤師もそのうちでてくる・・・といいなぁ笑

小売業界っていくらもらってんの?というお話

 

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

小売業界の年収ランキングが公開されてたので、

小売業界ってどんだけもらってるの?って話をします。

www.itmedia.co.jp

意外にもドラッグストアが一番!1位はサンドラッグ

セブンイレブンが稼いでるイメージがありましたが、

登録販売師や薬剤師をかかえているぶんDgS業界の平均年収があがるのでしょうね。

セブンとローソンで年収が10%くらい変わるのはけっこう驚きです。

あんまり仕事内容変わらなそうなのに!

トップ10社の平均が400万ってところですかね。

なお、業種関係ないデータだと30代の平均年収(男性)は467万円だそうです。

けっこうせつなくなりますね。

 

小売業といえば介護と同じく、あまり就活では人気ない業界です。

やることってけっこうマニュアル化されてるんですよね。

ある意味でやりやすいし、人が変わっても大きい問題になりにくい。

(=人件費をかけなくてもいいってことでもありまして)

そういう意味では風通しもいいし、働きやすいと思います。

その反面、それを単調だと嫌うひともいます。

 

他の業界でも言えることですが世の中の流れとして

遊びで食べていける時代にもなってますので(Youtuberとか)

このようなことをホリエモンこと堀江さんもよく言ってますが

仕事にも面白みがないと若者に判断されたら簡単にやめられてしまいます。

今後も人手不足が続きそうですね。

 

自重トレーニング、始めました。

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

 

ひさびさのジム通いもそろそろ3か月、

けっこうカラダも引き締まってきました。

気分もパフォーマンスも向上してる気がします。

が、ここでひとつ問題が!

なんか肩こりがでてきたんですよねぇ

マシントレーニング始めると以前も悩んだ症状だったんですが。

 

で、いい方法ないかなぁって悩んでた時に飛び込んできたのが

『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重トレ』

表紙がグラップラー刃牙のひとの絵なんでインパクトがハンパない・・・!

ネットのレビュー読んでよさげなので買ってみました。

 

全部で6つのトレーニングを、10の段階を踏んでやっていくことにより強さと運動能力、優美な動作と体を体得できるそう。

これはやるしかない!やろう!

ということでさっそく6種ステップ1やってきましたよ

フォームを意識しながらできるので、しっかり刺激うけてるなぁってことが理解できます。

マシントレーニングって、短時間で筋肉疲労にもっていけるんですが

私の場合は、筋肉と正しく会話できていない気がするんですよね(謎理論)

しばらくマシントレーニングはおやすみ。

バービーや腕立てのサーキットで心拍数あげまくって、そのあとに自重トレーニングでカラダを鍛えていこうかと。

 

書評・感想『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 13巻』

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

渡航先生の、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

俺ガイルの待望の最新刊である13巻、本日読み終えました。

 

12巻の最後、めっちゃ気になる終わり方でしたよね。

あれからちょうど1年たったわけです。

今回のお話も随所随所がとんでもなくせつない・・・!

微妙に主要キャラクターたちの思惑がずれてると思うんですよ

例えば、今回ヒッキーが頻繁に雪乃にたいして『責任』って言葉をつかいますが、

いろはすもこの言葉使ってましたよね。

この言葉の意味はきっと両者で違うし、それが微妙にねじれてきます。

興味深いのは、ヒッキーの責任って言葉にいろはの心理描写で「ほとんど告白だ」といっているところです。

「先輩、責任取ってくださいね?」って過去に自分で言ってたのも、これもつまり告白なわけなんですね。

描写や表現が面白すぎぃ!

 

他の面白かった場面では

雪乃「……そう、私は、あなたのお願いが叶えばいいと思ってる」
由比ヶ浜「あたしのお願い、知ってる? ちゃんとわかってる?」
雪乃「ええ。たぶん、同じだと思うから」

めっちゃ複雑でどう考えていいか・・・。

少なくとも思惑が一致してるわけじゃないと思うんですよ。

雪乃ちゃんは自立の方向で頑張りたくて、由比とヒッキーがくっつくことを願いつつ胸をいためてて(寂しさを埋めるためにMAXコーヒーを買っちゃうくらい)

由比ヶ浜は自身の恋をかなえて、それでもなお3人での友情も欲しい。

雪乃ちゃんの理想って3人の状態から1人の状態になるってことですよね。

そうすると由比ヶ浜の願いもかなわなくなる。

この流れでいくと14巻でも同じように間違い続けるしかないような。

 

さて、ここ以外での今作の見どころは

・ヒッキーvs玉縄さん

いきなり意識高いラップバトルがスタートして吹きましたわ。

玉縄さん微妙にキャラ変わってるのは何かの伏線なんでしょうかねぇ

・ヒッキーvs雪ノ下ママ

ヒッキーが今回すごく上手にやってくれています。

すごく遠回りなやりかたでまっとうとは言えないけれど、

あいかわらずゆがんだやり方でも目的を達成できるスゴさは他のキャラにない魅力です。

今回のヒッキーコミュ充!

 

・イケメン葉山くんと女王陽乃さんの関係と過去

過去、雪乃ちゃんを葉山くんが中途半端に助けたせいで彼女が苦境にたたされたことを

まだまだ陽乃さんは覚えていて。

もはや葉山くんにさしたる興味がなくても飼い殺し。

ヒッキーには期待しているんだろうなぁ

世間一般に評価が高いけど陽乃さんに軽んじられる葉山くんと

ちょうど真逆のヒッキー。

対称的に描写がぞくぞくします。

 

さて、時間は2019年でしょうかね。

楽しみにまっています。

雨の日と晴れの日

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

 

先日、お悩み相談を受けることがありまして。

人生がうまくいかない、といった内容で

色んなことができていない現状にストレスを抱えているようでした。

こういう気持ちはけっこうあるあるなことと思います。

 

合理的に生きていたら、もっと幸福になれたのでしょうか

努力を怠らなかったら、いまよりももっといい人生だったのでしょうか。

私は、そんなことないなーって思います。

 

甲子園は優勝できるのが1校だけですし、

試験だって1位のひとはひとりだけ。

すべての戦いに勝つのは無理(笑)

 

負けたときに悔しく思うことや

対策を考えること

そしてそういう過程を楽しんでいけることが大切かなぁって思います。

 

人生は晴れも日ばかりじゃなく。

晴れないことを嘆くより

雨の日だって楽しいことを探していけるようになれば無敵だな!って思います。

 

そうそう、大学時代とか10回くらい連続でフラれてたなぁと思いました。

あのとき、人生は大雨でしたね。

これは飲み会で話せるネタとして私の中でいきてます。

プロバイオティクスとプレバイオティクス

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

今日はいま世間でプロバイオティクスがブームってるので

プロバイオティクスと、プレバイオティクスについて勉強しました。

 

プロバイオティクス・・・

「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に有益に働く生きた微生物」と定義。

いわゆる善玉菌。

ヨーグルトやキムチの乳酸菌や納豆の納豆菌などのこと。

ビオフェルミン製剤もこれ。

 

プレバイオティクス・・・

「大腸の特定の細菌を増殖させることなどにより、宿主に有益に働く食品成分」と定義。

オリゴ糖や食物繊維など、善玉菌をの餌。

 

以下、なるほどと思ったトピック

・善玉菌は死菌でも腸内にプラスの働きをするようなので、抗生剤飲んでても有効。

・大腸の働きは大腸の細菌が産生する酪酸がかなり関係する。

⇒お!ミヤBM!食べ物だとぬか漬けに酪酸菌がいる。

・医療用で一番菌体重量が多く入っているのはビオスリー配合

・ビフィルズ菌や乳酸菌は酸に弱い

⇒食後のほうがよさげかも

・免疫力向上のためにプロバイオティクスもプレバイオティクスもよさげ

・肥満の成人ではプロバイオティクスで減量の効果がありそう

・高血圧の成人ではプロバイオティクスで血圧を下げる効果がありそう

・糖尿病の成人ではプロバイオティクスで糖代謝を改善する効果がありそう

・健康だったらプレバイオティクス重視でよさげ

 

腸内細菌と末永く仲良く暮らせますように。

書評・感想『貯金兄弟』竹内謙礼・青木寿

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

今日はビジネス戦略ノベルシリーズ

『給料戦争』を通勤中に読んだのでこれを。

給料をあげたい男、浅野敬一34歳とタイムスリップした日本兵花沢が

人生の勝ち組人生の勝ち組を目指す話で、さらっと読めるストーリーです。

 

構成

第1章 基本給は25万なのに、手取りが20万ちょっとになる理由

ー税金と社会保険料はどういう計算で差し引かれるのかー

第2章 サラリーマンが給料をあげるために絶対やるべき5つのこと

ー会社に必要な人材であるとアピールしなければ、給料は上がらないー

第3章 会社の業績を回復させるためには人件費の削減も必要

ー社員のモチベーションが下がらないリストラの方法ー

第4章 転職する95%の人が失敗してしまう理由

ー転職に成功して、キャリアアップするためのコツー

第5章 買収した子会社への転籍は栄転か?左遷か?

ー転籍と出向、そのメリットとデメリットを冷静に分析するー

第6章 社員が自分の給料プロセスを知らない会社は儲からない

ー社員が納得できる人事の評価基準を導入するー

 

給与明細の話、昇給の話、リストラや給与カットの話、

転職の話、転籍の話、人事評価の話・・・

どれもサラリーマンとしては考えてしまうことですよね。

さて、この中でも一番興味が湧いたのはここ。

どうしたら給料があがるの?ということ。

 

(由美子)「直接、上司に進言しなくても『自分は、会社にとって、必要な人材ですよ』

ということをアピールして、それが証明できれば給与は上がるはずよ」

(由美子)「サラリーマンは5つのことを徹底してやれば、給料が上がるのよ」

①会社に利益をもたらすこと

②組織を作って、その中核となること

③上司に信頼されること

④自分の目標を持つことは

⑤チャレンジすること

このあたり意識してみると仕事に対する考え方って変わりそうですよねぇ。

①~⑤の達成をするためにはリーダーシップ大切ですね。

逆に、評価されてないとするとこのどこかに問題点があるわけで。

もくもくとただ毎日仕事をするだけのタイプだとなかなか評価されないし、そうなると目標がみつからない悪循環に陥りそう。

 

どの章にも、普通にサラリーマンしてると意識しないようなことがたくさん書いてあって勉強になります。

タイムスリップしてきた日本兵花沢さんがイイ味をだしてて、最後のほうはついつい涙腺が緩んでしまいました。

プロローグからエピローグのオチまで全部が上手!!