薬局淘汰の波について
こんにちは。
インチキ薬剤師のカフェオレです。
先日日経ダイヤモンドドラッグストアの書評でもちらっと書きましたが
今後Amazonも薬局に参入してきそうだよねーってお話と
淘汰されていくこの業界のお話を。
薬局業界の最新動向 | 調剤薬局・ドラッグストアのM&Aに専門特化 | MACアドバイザリー株式会社
ここにある通り、
薬局の上位10社シェア率ってかなり伸びてて
2013年11.4%だったシェア率が2018年で18.7%なんですよね。
市場規模は6.6兆から7.4兆は伸びている状況。
M&Aでどんどん大手が伸びている状態です。
一方で、ドラックストアのほうは
2013年上位10社で53.1%だったシェア率が2018年69.3%に伸び
市場規模は2013年6兆円から2018年に6.8兆円に。
つまりですね、DgSと比較しても
数字で見るとめっちゃ調剤薬局って変化しているわけです。
(大手に飲み込まれている。)
DgSも調剤市場の伸びを予測しそこにどんどん投資していくので
個人の薬局にとっては非常に難しい時代になりそうです。
いまのところ個人薬局の優位性は、利便性にあります。
病院の前にあったら便利ですもん。
が、配送OKな時代になると、そこに投資できない個人店は厳しい。
そうなるとどこかと提携していかないとですね。
いまの現状では、かかりつけ薬剤師としてどこまでシェアを伸ばせるかというのが
薬剤師個人や薬局にそれぞれに求められています。
これはヘルス&ウェルネスの中で、ヘルスの特にコアな部分。
それでいてウェルネス分野(ライトな健康、未病を防ぐあたり)をどうやって
とりこめていくかが課題ですね。
親和性高いのがスポーツジムだったり食品メインで扱うスーパーや健康食品のメーカーだったり、家電なんかともうまく提携できたら面白そう。
「さぁさ、健康になりたいならANOVAオススメですよ!」と叫ぶ薬剤師もそのうちでてくる・・・といいなぁ笑