DD5月号 『働き方改革』 書評
おひさしぶりです。
カフェオレ、帰還しました!
今日は日経ダイヤモンドドラッグストア2018年5月号
『働き方改革』の感想を。
まずは上場各社の売上数字の部分!
ここだけみるだけでも業界にいるひとなら1230円の価値があると思います。
既存店売上で調子がいいのはやはりウェルシア、アオキ。
過去1年で昨対割れなしという力強さ。
一方、ココカラファインは昨対割れの月がチラホラ。
ドラッグストアとひとくちにいっても、勝ち負けがハッキリしています。
アオキ、ウェルシアについてはいま小売市場から選ばれてる感じが強い印象をもっています。
買いやすい、雰囲気がいい、手軽、コンビニとスーパーの中間ポジションかつ
ホームセンターがカバーできないところを上手にポジションとってますよね。
連載シリーズで自分がいいなと思う記事は
『スーパーマーケットの逆襲』今回は2回目
~スーパーマーケットと総合スーパーがDgS開発に失敗したわけ~
けっこうSMもGMSもDgS作りにチャレンジしてたようですね。
そのなかでの失敗の結論は、
調剤なしのアメリカ型ドラッグストアを目指したが流行らず。
食料品をそれなりに売り込んでノンフーズ(日用消耗品)を売っていったことが生存につながったと。
(スーパーマーケットはここを軽視していた)
ドラッグストアの優位性のひとつは利便性だと思うんですよね。
GMSのようなサイズが大きい店は距離が遠い傾向にあるし、
近くで買えるなら便利で買い物の時間効率がいい。
加工食品のレベルも上がっているし。
利便性から携帯電話がスマホに駆逐されたように、買い物の仕方が今後もかわっていきそうです。