カフェオレがボヤく!

インテリジェンス(知性)とチキンを愛し追求する薬剤師、略してインチキ薬剤師があれこれかたります。

薬局・ドラッグストアの今後を考える

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

 

なんか研修やら飲み会やらで

『(自社の)薬局・ドラッグストアが生き残るためにはどうするべきか』

みたいな話がちらっと耳に入ったので

それについて今日は考えてみようかと。

 

まず、自社がドラッグストアだとすると・・・

業界自体は毎年7%くらいで市場が伸びていっていますよね。

ということはフォーマットがけっこう強いんですよ。

スーパーやコンビニから客奪っている状況。

だとすれば、対他社ドラッグストアの考えでいくより

効果的にスーパーやコンビニから客をとれるかって考えたほうがお金の流れとして正しい気がします。

帰結はどちらにせよ便利さと専門性になりますが。

実際、郊外型のドラッグストアは生鮮いれて食品強化してそういう勝負にでてますね。

コンビニに近いイメージで食と健康をカバーしてし、スーパーやファーストフード、コンビニからさらに客をとっていくことになるでしょう。

 

 

考えてみて、悩むのは薬局です。

現在の保険制度上、調剤は重要ですし、それを売り上げの中心にする薬局はどうなるか。

わたしのポンコツな頭でわからないときはネットの出番。

 

例えば日本調剤グループ

『2030年に向けた長期ビジョンの策定について』より

M&Aや総かかりつけ薬局化、自社のジェネリック薬の推進で売上を伸ばす

 

例えば総合メディカルの場合

・ドクターの開業支援と価値ある薬局の拡大により売上を伸ばす

 

両社とも競争って概念あんまりないですよね。

需要としては2025年に団塊世代が75歳をこえてくるので

市場拡大しますもの。

いまのところ、体感では大企業も中小零細企業

薬局自身の差別化はできていないと思います。

商売の大枠が決められてますし。

とはいえ、医療費の高騰などから規制緩和等がありえまして

将来的には調剤薬が配達で映像で服薬指導することもありましょう。

(ネットだって、ISDNの時代からいままでたったの25年でいまここです。)

であれば、別に企業に属さなくとも個人で服薬指導や情報発信するというありかたもでてくるかなと。

そうなると薬局って在り方がかわりますよね。

薬を売るではなく情報を売るっていう専業もでてきそう。

ということで、

Youtuberのように情報発信に特化する薬剤師っていいかなと思います。