カフェオレがボヤく!

インテリジェンス(知性)とチキンを愛し追求する薬剤師、略してインチキ薬剤師があれこれかたります。

ドラッグストアでの風邪薬

こんにちは!カフェオレです。

 

今日はドラッグストアでの

風邪薬の選び方HOW TO

です。

 

 

まず

風邪薬ってなんでしょう?

 

風邪薬とは!!!!

風邪の『症状』をやわらげることを目的としています。

(『治す』でないところ、大事)

なかの成分例としては

咳止め・・・咳の神経を鈍らせて咳を抑える

解熱鎮痛剤・・・視床下部に作用して熱を標準まで戻したり、痛みのもとを抑える

鼻炎薬・・・ヒスタミンを抑えてアレルギー症状を抑える

なお、風邪の原因はウイルスで、症状はカラダが戦ってるがために出るものです。

なのでウイルスをやっつけるために体力の消耗を防ぐことやしっかり休息をとることが大切です。

(風邪薬を飲む≠ウイルスをやっつける)

 

と、ここまで読むと

「風邪薬、どれ飲んでも同じ?どうせウイルスに効かないんでしょう?」

と思うかたもいると思います。

これは一部正しいです。事実、ウイルスに効いてませんし。

薬学部をでたばかりの私はこう思ってました。

 

とはいえ、

風邪で問題となるのは咳やくしゃみでひとにうつしたり

つらそうな姿をみせることも含まれます。

 

なので、

風邪薬の選び方としては

少し高めの総合風邪薬と栄養ドリンクを飲み

症状をがっちり抑える&栄養補給することがオススメです!

 

体力を温存して早く元気になってほしいなと私は思います。

 (高いお薬を推奨するのは批判があるかもですね。でも、楽になるのも事実です)

メーカーごとの特徴

大正製薬パブロンシリーズ

・市場シェアNo1!「効いたよね、早めのパブロン」ファミリーで使える。

パブロンエースなどの高価格なものを除いて)

 

第一三共、ルルシリーズ

抗ヒスタミン剤がクレマスチンのため眠気がでにくい。ファミリーで使える

(ルルアタックなどの高価格なものを除いて)

 

武田薬品、ベンザシリーズ

・黄色、青色、銀色の3色から選べるから、症状に応じて手に取りやすい。

 

専門家に聞くときに

わからないときは専門家に聞くのがオススメです。

そのときはぜひお薬手帳をだしてみてください。

飲み合わせのチェックを行い、よりリスクの低いお薬を選択してもらえるでしょう。

 

風邪薬を飲んだら

副作用がでるかどうかの差において、食事がとれているかどうかも関係しています。

より効果的にカラダを休めて免疫力を発揮するために、

美味しいものを食べて活力を補充し睡眠を多めにとりましょう。

(↑無理のない範囲で)

 

翌日元気な顔になることをみんなが願っています。

 

薬を飲む以外で大切なこと

10日以上症状が長引いているとき、弱っているところに他の風邪が入り込んでいることがあります。

風邪のときこそ、予防が必要です。

弱っているときにも、うがい&手洗いでしっかりガード!