カフェオレがボヤく!

インテリジェンス(知性)とチキンを愛し追求する薬剤師、略してインチキ薬剤師があれこれかたります。

アニメ評・感想『ゲゲゲの鬼太郎 6期 第31話 小豆洗い小豆はかり小豆婆』

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

日曜日の朝九時、自宅警備にいそしむ私がテレビをつけたら

ちょうどゲゲゲの鬼太郎がやってまして。

今回はその感想を。

 

ゲゲゲの鬼太郎 6期 第31話 小豆洗い小豆はかり小豆婆』

はじめに、子供むけアニメと思ってた作品だったので

クオリティーの高さに驚かされました。

色々な示唆に富んでいて大人でも楽しめそうな、2重構造ですね。

ジブリほどではないにしろ、深い内容です。

 

ネタバレを兼ねて説明します。

 

冒頭、妖怪 小豆洗い・小豆はかり・小豆婆の3人は嘆きます。

現代では小豆(あずき)を洗う音がしても誰もビビらないと。

どうしたらみんなに小豆のよさがわかるのかと悩む3人。

そこにねずみ男があらわれてYouTuberとしてプロデュースすると大ヒット!

ここまでが前半なんですが

この構図は色んな産業や地方のことを示唆しているのかと思いますわ

 

そして後半

方向性の違いからひとり抜け、ひとりはソロシンガーでデビューしさらにヒット、

残った小豆小僧はひとりで小豆の良さをプレゼンする動画を配信するも、

全然世の中に響かず闇落ち。

そんでひととおり悪いことしたところに

ソロシンガーでヒットした小豆婆が小豆スイーツを配っててそれがひとの心を動かしました的な流れ。

 

随所に色んなネタぶっこんでてやりおる

・小豆婆がSNOWで水着写真盛ったり

・ねずみ小僧が読んでる本が通貨投資だったり

・論理的な話より実体感してもらうほうが売れるよ!的なマーケティング原則があったり

・やりたいことをやるvs需要があることをやる みたいな話があったり

・Youtuberなんて育てても稼げる金はわずかだとねずみ小僧がいったり

・ブームなんてしょせん一過性よって話も最後に。

 

時事ネタもりだくさんでおなかいっぱいになりました。