カフェオレがボヤく!

インテリジェンス(知性)とチキンを愛し追求する薬剤師、略してインチキ薬剤師があれこれかたります。

書評・感想『ストレスを操る メンタル強化術』メンタリストDaiGo

こんにちは。

インチキ薬剤師のカフェオレです。

ニコ生王のメンタリストDaiGoさん著書

『ストレスを操る メンタル強化術』を読みました。

ストレスをどう克服するか、という視点の本は多いのですが

ストレスを味方につける、という視点の本って珍しいですよね。

DaiGoさんがニコニコやYoutubeで話しているメンタルの話、

特にこの本ではどうやってネガティブな感情を自分にプラスに変えていくか、

その科学的な答えが書かれています。

 

ストレスを味方に。

挫折と失敗を武器に。

内向的な性格を才能に。

この3つがメンタル強化の基本戦術です。

 

【PART1】

メンタル強化の基本戦略 ストレス、失敗と挫折、内向的な性格を活用する

第1章 ストレスは軽減できる

第2章 ストレスは味方になる

第3章 失敗や挫折を最高の武器にする

第4章 内向的な自分の才能を開花させる

【PART2】

メンタル強化の基本メソッド 5つのエクササイズ

第5章 マインドセットを変える

第6章 記録をとる

第7章 孤独な時間を守る

第8章 コア・パーソナル・プロジェクトを見付ける

第9章 瞑想でメンタルの基礎体力を鍛える

 

以下、なるほどトピックス

第1章

・1日30分の読書、それもゆっくり行うことはストレス軽減に有効。長くしても可。

    しかしニュース記事を読むのは逆効果。

    ミネソタ大学の研究結果より。

・感情を紙に書きだす⇒エクスプレッシブ・ライティング

 あとで読み返すことできて、受け止めるチカラがあがる。

 そしてスルースキルが上がる!

第2章

・ストレスがカラダに悪いと思っているグループは

 そうでないグループに比べて総死亡リスクが43%あがってしまう。

・人はストレスのない人生に価値観を見出せない。

・3つのストレス反応。

 ①闘争・逃走反応

心身にストレスがかかる

 ②チャレンジ反応

挑戦することがやりがいになる。老化を緩やかにし、メタボになりにくく、

脳が大きくなりやすい

 ③思いやり・絆反応

この反応によってオキシトシンがでると

心臓疾患リスクが減る。つらいときこと他人に優しくしよう。

第3章

・自分にとって絶対に許容できないリスクとは何か。

 それを見極める。

・逃げずに挑戦するひとは、逃げると先々がより厳しくなることを知っている。

第4章

・内向的なひとは外界の刺激に対する感受性が高い。

第5章

・加齢に関してポジティブなマインドでいると寿命が7.6年上がる

マインドセットは生き方を変える。効果は雪だるま式

第6章

・記憶は不正確。失敗や挫折と正しく向き合うために記録をつける。

・その記録からエッセンス抽出し活用することで解決策をストックできる。

・記録することで挫折や失敗を武器に変えれる。怖くない。

・運が悪いときは手を洗え、は科学的に有効

第7章

・作業効率は1人のときが最も高い

第8章

・自分にとって重要な事柄に携わるとき性格特性を超えて振舞うことができる。

・小さな習慣、右足からそとにでるなどを身につけることにより

 前頭葉が鍛えられて自制力がつく。

 

Daigoさんの本は非常に読みやすく、実行しやすく、

人生の質をあげるのに読書効率がめちゃめちゃいいです。

ストレスや内向的な性格という、一般にネガティブな性質を

武器に変えていけるというのは本当にありがたいです。

Daigo先生ありがとう!