小売業の現場とこれから、の話
こんにちはカフェオレです。
先日のニュースでGMSの業績回復が報じられていました。
GMSの利益改善鮮明に イオン、セブン&アイ 過去最高益を更新 - 食品新聞社
イオン、セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)の18年2月期連結業績は増収増益で、営業利益以下の各利益段階は過去最高を更新した。国内小売関連では、イオンはドラッグ&ファーマシー、セブン&アイはコンビニ(CVS)が収益両面で牽引したが、課題としていた総合スーパー(GMS)の利益改革も寄与した。
(中略)
既存店売上高も98.6%(客数98.3%、客単価100.3%)となり、前々期(95.8%)から大幅改善。部門別の既存店業績も、食品99.1%(前々期97.1%)、衣料品96%(同93.7%)、住関品99.5%(同92.9%)といったように全部門で改善した。
イオン(8267)の株価も2017年→2018年で、1600円ほどから2000円を超え、現在2052円です。(2018年4月19日)
GMSの業績回復は業界にどう影響あたえるのでしょうか。
≪現状確認≫
まず、現在数字上伸びてるのはDgs これが他業種から売上をとっている状況。
今後も、国民の体力低下によって買い物は簡素化してくと思うんですよ。
買い物はより近くのDgsやコンビニで、と。
病院と連動してく業態になるんじゃないでしょうか。
そして黒船Amazon!
最近のニュースで、イオンが3年で5000億の資金をEC事業に投資すると発表しています。
↓の記事はその一環のひとつ
イオン、20年の電子決済比率80%へ 背景に人手不足:朝日新聞デジタル
で、それにたいし、体力のあるAmazonは年間で2兆5000億の投資。
今後10年先のショッピング形態がどうなるか、まだまだ予想もできませんが
ドローン・無人売場なんてのは実用化もしつつある状況。
いま優位にたっているDgsはこれからどうなるか。
斜陽と言われる百貨店・GMSはどうなるか。
少なくとも、このご時世ECに力をいれねば商売として苦しくなるのは必須だと思います。
いまはスマホ1台でどうにでもできる時代。
そして今後新しく世にでるであろうなにかは
またこの便利な世界をより便利に変えるちからをもって産まれてくるはずです。
≪現場の温度≫
とはいえ、現場の労働者も新しいことばかりやってられないという意見もあるわけです。
『経費も残業もカット、しかし仕事は減らず。どうすれバインダー(泣)』
という声もしばしば聞こえてきます。
いまさらECなんて、とか。それより目の前のことで力を消費してしまう姿をよく見ます。
≪これから≫
まぁドローンで荷物が届き、決済もレジが不要ともなれば
総労働時間はより減ると思うんですよ。
賃金の話はさておき、遊び方をしっかり学ぶ・教える時代になるとおもうんですよねぇ。
小売業者の現場スタッフがやる業務内容ってこれになるんじゃなかろうかとしみじみ思います。